意外と知らない?鍋の買い換え時をお教えします

我が家のお鍋は大丈夫?お鍋の変え時について考えてみた

キッチン道具の主役?いろんなお鍋

鉄にアルミ、銅、ステンレス、ホーロー(陶器)、そして土鍋。 素材もそれぞれなら、特性も様々です。 そもそも加熱調理し、食材を食べやすくするのが鍋の役割です。 使い勝手の良さには熱の伝わり方の良さ、そして、温度を適温に保って置ける性能の高さが関係します。 素材による違いを調べてみました。

お鍋の寿命は?替え時のサイン

調理中に焦がしてしまったりすることもありますが、よほどの重症でない限り、タワシでこすれば、おおよそは復活します。 また取っ手が取れてしまったりすることはあっても、ネジを締めなおしたり、付け替えることで再び使う事も可能です。 しかし長く使っていることで鍋のメリットが損なわれていくことがあります。

気に入ったお鍋は長持ちさせたい

キッチン用品に限らず、気に入った道具には長持ちしてもらいたいものです。 正しいお手入れをすれば末永く、生涯にわたって付き合っていけるような物もあります。 毎日使うものだから、多少面倒くさい所もありますけど、しっかりとお手入れして、おいしい料理を作り出す相棒として長持ちしてもらいましょう。

材質によって選ばれる鍋たち

キッチンで毎日活躍してくれるお鍋。
片手鍋、両手鍋、ミルクパンに土鍋、料理好きの方なら圧力鍋なんかも使いこなしていらっしゃることでしょう。
そんな身近な調理器具であるお鍋の起源は、なんと!石器時代にさかのぼるのです。

社会科の教科書でおなじみの、縄の目の文様が特徴的な縄文式土器。
これは、食物を煮炊きする鍋としての用途があったと言われています。
底面が平らでなく、尖っているのは、土に突き刺し、その周りで火を焚いて加熱調理をしたためなのだそうです。
縄文時代といえば紀元前12000~14000年といいますから、今から16000年前のことです。
必要は発明の母と言いますが、人の知恵とは驚くべきものですね。
その後、紀元前2000年頃の青銅器時代には金属製の鍋が開発されます。
焦げ付いたり、割れたりして、寿命の短かったそれまでの土器から、焦がしてしまっても、洗ったり、削ったりすれば何度でも使える金属製の鍋が重宝されるようになります。
そして鉄の時代が到来し、頑丈な鉄鍋が各家庭で使われるようになりました。
さらに時代が進み、様々な金属加工が可能になると、アルミ、ステンレス、ホーロー等の素材を使った多種多様な鍋が登場します。
熱の伝わり方、重さ、手入れの仕方なども様々な鍋たち。
いつも美味しい料理に一役買ってくれるお鍋たちには、形だけでなく、その素材によってもメリットやデメリットもあります。
調理方法によっても使い分けると便利な、それぞれのお鍋の特徴をまとめていきます。